歯科医師紹介

治療方針
当クリニックは「できる限り歯を抜かない矯正治療」を治療のコンセプトとして掲げております。
できる限り歯を抜かない矯正治療について
歯並びや噛み合わせが悪くなる主な原因は、歯の大きさに対する顎の大きさの不足です。そのため、歯をきれいに並べるにはスペースが必要となり、一般的に、矯正治療には「歯を抜く」というイメージがついています。実際、日本人は顎の奥行きが小さいため、抜歯を必要とするケースが多いのも事実です。しかし、歯並びや噛み合わせの状態によっては、抜歯を回避した上でスペースを確保し、矯正治療を行うことが可能です。
当クリニックでは、患者様の大切な歯を残すために、また抜歯による口腔機能への悪影響を抑えるために、以下のような方法で「できる限り歯を抜かない矯正治療」を実現しております。
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奥歯を後方へ移動させる
上下左右の一番奥にある歯を、さらに奥へと移動させてスペースを作り、その後残りの歯も順次後方へと動かして並べていきます。(親知らずは抜く場合もあります。)
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歯列を側方へ拡大する
狭い歯列(顎)を外側へ拡大してスペースを作り、拡がったアーチに歯を並べていきます。ただし、過度に拡大させると治療後の歯の後戻りの原因になることもあるため、十分に注意した上で拡大をはかります。
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歯の表面を削る
歯の表面を覆うエナメル質を0.25mm程度削ります。各々の歯と歯の間(隣接面)を少しずつ削ることでスペースを作り、歯を並べていきます。削る量はごくわずかなので、機能的にも審美的にもほとんど影響はありません。また、削った部分をきれいに研磨することで、虫歯になる、しみるなどのトラブルを防止します。
院長紹介
院長 兼松 茂仁(かねまつ しげひと)
ご挨拶

歯並びを気にされている方は、人生において何度か歯並びの治療を始めようとお考えになるきっかけがございます。何らかのきっかけで治療を始めようと決意され当クリニックへご相談にお見えになる訳ですが、始められてから結果がでるまでに長い時間を要します。
過去にご相談後1年以上悩まれた結果、始められた方もいらっしゃいます。そのような方にお話をお伺いすると、あの時に早く始めておいた方が良かったとみなさんお話になられます。
子どものときご両親に勧められたが、装置を着けるものが嫌で治療を諦めていた方が、成人になられて始められる場合もございます。
従って、何度か訪れる治療のタイミングを逃さないことが早く良い結果を手に入れることにつながるわけです。
治療を終えられた方は、治療前のご自身のお写真と比べて治療されたことを大変喜ばれ、もっと早く始めていればよかったのにとおっしゃいます。
また、ご自身の周りの方で治療を希望される方を当クリニックへご紹介して頂くことが多々あります。ご結婚前に矯正治療を当院で受けられた方が、お子さんをお連れになり治療をスタートしているケースもございます。
結果は見た目の美しさだけではありません。受けられた方の精神的自信の裏付けにもなるものと確信しています。先日も治療を終えられた方が人前で自信を持って話ができるようになったとお話しくださいました。
このような患者様のお声が日々の診療におきまして私たちスタッフ一同励みとなっています。
院長経歴
1977年 | 3月 大阪歯科大学卒業 |
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4月 大阪歯科大学大学院博士課程(歯科矯正学専攻)入学 | |
1981年 | 3月 大阪歯科大学大学院卒業 博士号取得 |
4月 大阪歯科大学矯正学講座非常勤講師に就任(〜1984年3月) | |
1990年 | 日本矯正歯科学会認定医・指導医取得 |
1992年 | 大阪医科大学 口腔外科非常勤講師に委嘱される |
1999年 | 日本矯正歯科学会発表 |
2001年 | 第43回 近畿東海矯正歯科学会学術大会事務理事長を務める |
2002年 | 近畿東海矯正歯科学会評議員を委嘱される 近畿矯正歯科研究会会長に就任 |
2009年 | 日本矯正歯科学会臨床指導医(旧専門医)取得 |
2016年 | 大阪医科大学口腔外科非常勤講師退任 |
所属学会
スタッフ紹介
非常勤歯科医 津田 裕子(旧姓:大森)

2010年 | 徳島大学歯学部卒業 卒後研修(1年間) |
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2011年 | 大阪歯科大学大学院入学 |
2015年 | 大阪歯科大学大学院卒業 |
2018年 | 日本矯正歯科学会 認定医試験合格 |